白髪とくせ毛に艶を宿す、パーマという選択
4月、桜の開花と共に感じる春の訪れ。
本日のお客様は黒田ひとみさん、65歳。普段はアメリカ、ニューヨークにお住まいで、一時帰国に伴いサロンにメンテナンスに訪れて下さいました。
自宅で3週間置きに染めていたヘナカラーを止めたのは2017年。以来、グレイヘアを楽しんでいらっしゃいます。ニューヨークでも街中で「グレイヘアが素敵ですね。」と褒められるそうです。
黒田さんの髪のお悩みは、加齢によるくせやうねり、乾燥により髪がまとまり辛いこと。普段はオイルを使い、くせを抑えるようにスタイリングしているそうです。
せっかくのグレイヘアには艶が無く、ヘアスタイルは立体感に欠け、野暮ったい印象です。
くせ毛のコンプレックスを活かしたパーマヘアのご提案
大人世代のヘアデザインにおいて、髪質のコンプレックスを「解消」することより、「活用」することにフォーカスしたデザイン設計が大切です。
そこで加齢によるくせやうねりをパーマで活かし、グレイヘアの魅力を高めるパーマヘアをご提案させて頂きました。
横顔を美しく見せるボブデザイン
等身バランスを美しく演出するため、襟足を短く整え、首回りの余白を作ります。
さらに丸みのある輪郭をシャープに見せるため、顎先を狙いを前下がりのラインにカット。後頭部にはグラデーションカットを施し、ヘアスタイルの重心を引き上げ、立体感を与えます。
パーマのワインディングでは、くせ毛による広がりを最低限に抑えるため、毛束の角度を下げながら巻き納めます。毛先から2回転、S字のカールをイメージしてロッドを巻き収めます。
洗いあがりはタオルドライでよく髪の水気を取り、濡れた状態でカールを出しておくことで、スタイリングの再現性を高めます。
ドライヤーで乾かした後、ヘアクリームで毛を優しく握るようにスタイリング。ヘアスタイルに艶とまとまりが生まれ、グレイヘアを美しく演出します。
エイジング毛の本来の素材を活かしたエレガントなボブヘアに。分け目のグレイヘアが際立ち、まるで天然のメッシュのよう。
エイジング毛の長所にフォーカスする
黒田さんはまとまり辛いくせ毛がコンプレックスでしたが、パーマをかけてカールとして活用することで、魅力的なヘアスタイルへと生まれ変わりました。
大切なのは、エイジング毛の「長所」と「短所」を分析し、”長所”に徹底的にフォーカスしたヘアスタイルをデザインすること。
そのため、大人世代のヘアスタイルは大量生産型の単一的なデザインではカバーができません。プロフェッショナルによる技術と美意識に裏打ちされたオーダーメイドのヘアデザイン。そして丁寧なメンテナンスがエイジングを豊かさへと昇華します。
PROFILE
坂元 千夏
2010年、東京・表参道にて美容師のキャリアをスタート。2024年より拠点を銀座に移し、ヘアサロン「CHINATSU SAKAMOTO」をオープン。
サロンワークを中心に、撮影やメディア出演など幅広く活動。「クロワッサン」「ku:nel (クウネル)」(マガジンハウス)、「ハルメク」(ハルメク)、NHK「あさイチ」など、大人世代向けのメディアから多くの支持を受ける。
年齢を重ねた髪の魅力を活かしたパーマデザインを得意とし、ミドル・シニア世代の美をサポート。
世界を旅して得た美的感覚と日本の職人技術を生かした、上質なヘアデザインが評価されている。
Website www.chinatsusakamoto.com
Instagram @chinatsu.hairdresser
CHINATSU SAKAMOTO Hair Salon
〒104-0061 東京都中央区銀座5-12-6 CURAGINZA7F meby RoomB
「東銀座駅」A1出口より徒歩1分 / 「銀座駅」A1・A2出口方面、地下通路にて東銀座駅直結
月/火/水 定休日 木/金/土/日 10:00-19:00

