ART SG 2024
日本とは対称に、熱帯の暑さがうなる2月のシンガポール。先日、マリーナ・ベイ・サンズで催された「ART SG 2024」というアートイベントに訪れました。
この展覧会の主な目的はシンガポールや中国、タイ、韓国などアジアを中心に世界のアートディーラーがアーティストの作品を出展し、買い手の方とマッチングする場のようでした。
作品は全て現代アート。日本からは村上隆さんや草間弥生さんの作品も出展されていました。
私はミーハーなアートファンとして、美術館を回るような感覚で。
作品の色彩や造形が非常にユニークで、脳にピリリとスパイシーな刺激を与えてくれます。
このような場に来ると、もっと色で遊んで良いんだな、とか、素材の組み合わせの統一感や左右対称の正確さへのこだわりを捨てていいんだな、などハッとさせられる事ばかり。
やはり島国日本では単一民族、単一言語、集団の文化が土台にあり、調和する芸術が作られていくのだと思います。
逆も然り、それぞれの国のアートを見る事で文化や思想を紐解ける面白さもあります。
沢山のインスピレーションをもらいました。
坂元千夏