くせ毛の魅力を引き出す。グレイヘアのデジタルパーマ
やわらかな春光に心躍る季節。アメリカ、ニューヨークにお住まいの黒田ひとみさん、65歳。休暇に伴いサロンにヘアメンテナンスにお越し下さいました。
自宅で3週間置きに染めていたヘナカラーを止めたのは2017年。以来、グレイヘアを楽しんでいらっしゃいます。ニューヨークでも「グレイヘアが素敵ですね。」と褒められるそうです。
黒田さんの髪のお悩みは、加齢によるくせやうねり、乾燥により髪がまとまり辛いこと。普段はオイルを使い、くせを抑えるようにスタイリングしているそうです。
せっかくのグレイヘアには艶が無く、ヘアスタイルは立体感に欠ける印象です。
くせ毛のコンプレックスを活かしたデジタルパーマのご提案
大人世代のヘアデザインにおいて、髪質のコンプレックスを「解消」することも大切ですが、エイジングによる髪の素材を「活用」することに軸を置いたデザイン設計が大切です。
黒田さんの場合は「くせ・うねり」、そして「グレイヘア」。
そこで加齢によるくせやうねりを活かし、グレイヘアの魅力を高めるため、デジタルパーマをご提案させて頂きました。
横顔を美しく見せる前下がりのボブデザイン
等身バランスを美しく演出するため、襟足を短く整え、首回りの余白を作ります。
さらに丸い輪郭をシャープに見せるため、顎先を狙いを前下がりのラインにカット。後頭部にはグラデーションカットを施し、ヘアスタイルの重心を引き上げ、立体感を与えます。
くせ毛による広がりを最低限に抑えるため、パーマは毛束の角度を下げながら巻き納めます。毛先から2回転、S字のカールをイメージしてロッドを巻き収めます。
洗いあがりはタオルドライでよく髪の水気を取り、濡れた状態でカールを出しておくことで、スタイリングの再現性を高めます。
ドライヤーで乾かした後、ヘアクリームで毛を優しく握るようにスタイリング。ヘアスタイルに艶とまとまりが生まれ、グレイヘアを美しく整えます。
エイジング毛の本来の素材を活かしたエレガントなボブヘアに。分け目のグレイヘアが際立ち、まるで天然のメッシュのよう。
首回りには空間が生まれ、輪郭やデコルテのラインを美しく演出。ヘアスタイルを変えることで、全身のシルエットまで整うのです。
エイジング毛の長所にフォーカスする
黒田さんはまとまり辛いくせ毛がコンプレックスでしたが、パーマをかけてカールとして活用することで、魅力的なヘアスタイルへと生まれ変わりました。
大切なのは、エイジング毛の「長所」と「短所」を分析し、その長所に軸を置いたヘアスタイルをデザインすること。
プロフェッショナルによる技術と美意識に裏打ちされたオーダーメイドのヘアデザインが、エイジングを豊かさへと導きます。
PROFILE
坂元 千夏
2010年、東京・表参道にて美容師のキャリアをスタート。2024年より拠点を銀座に移し、「CHINATSU SAKAMOTO Hair Salon」をオープン。
サロンワークを中心に、撮影やメディア出演など幅広く活動。「クロワッサン」「ku:nel (クウネル)」(マガジンハウス)、「ハルメク」(ハルメク)、NHK「あさイチ」など、大人世代向けのメディアから多くの支持を受ける。
年齢を重ねた髪の魅力を活かしたパーマデザインを得意とし、ミドル・シニア世代の美をサポート。
世界を旅して得た美的感覚と日本の職人技術を生かした、上質なヘアデザインが評価されている。
Website www.chinatsusakamoto.com
Instagram @chinatsu.hairdresser
CHINATSU SAKAMOTO Hair Salon
〒104-0061 東京都中央区銀座5-12-6 CURAGINZA7F meby RoomB
「東銀座駅」A1出口より徒歩1分 / 「銀座駅」A1・A2出口方面、地下通路にて東銀座駅直結
月/火/水 定休日 木/金/土/日 10:00-19:00

