70代からのグレイヘア。白髪を活かすブロンドヘアとパーマのすすめ
花の盛りも過ぎ、薫風さわやかな晩春。
本日のお客様は白髪を活かしたブロンドヘアの美しい嶋脇麗さん、74歳。
2024年に白髪染めを止め、ファッションカラーでブロンドヘアに。金髪のあでやかなカラーが嶋脇さんの存在感を一層引き立てます。
彼女の美しいヘアスタイルの鍵は、二~三カ月に一度のパーマのメンテナンス。カーラーでセットすることで髪のボリュームと動きが生まれ、エレガントなスタイリングが完成しています。
パーマの動きを活かすレイヤーカット
始めにレイヤーカットを施し、レイヤーの段に連動したカールの重なりをイメージします。
輪郭を覆うマッシュラインはシェーディングとして輪郭を引き締め、頬骨の長さの前髪は額のしわを隠しながら優雅な毛流れを演出。
――このようにヘアスタイルの目的を明確にし、骨格のパーツに合わせて設計することで、ヘアスタイルの再現性や似合わせの精度が高まります。
スタイリングをサポートするためのパーマ
パーマをかけるとカーラーで巻いた際にスタイリングの持ちが良いとお話になる嶋脇さん。
ハイトーンの髪質に対してダメージを極力与えないよう、薬剤の選定は丁寧に。
頭を丸みのある美しい造形の形を作るように、トップや顔回りは毛束の角度を上げ、襟足は角度を下げるなど、巻く際の角度を工夫しながらパーマを巻き上げます。
ドライヤーで髪を乾かした後は、ホットカーラーで巻き上げ、熱が冷めるまで5分ほど時間を置きます。
レイヤーの段とカールの重なりが生まれ、華やかな印象に。小柄な身長にトップの高さが加わり、等身バランスもアップデート。
金髪のヘアカラー、輝きのあるアクセサリーやネイルなど、お気に入りを身に纏うことで、エイジングの美しさを体現しています。
エイジングは神様からのギフト
新緑の芽吹く青年期、紅葉が色づく成熟期、落葉が静かに舞う老年期。
人生にはステージがあり、それぞれのステージに合った方法を実践する必要があります。
嶋脇さんの場合、白髪の量が増えたことをきっかけに、白髪染めのブラウンからおしゃれ染めのブロンドカラーに移行したこと。
そしてブロンドヘアを軸にしたヘアデザイン、ファッションやメイクを実践していることです。
過去の若さに思いを馳せるより、現状を見つめ、どのように活かしていくかという方向にシフトしているからこそ、エイジングの素材が輝きを放ち、人目を惹く存在感が生まれます。
コンフォートゾーンを抜け出して、成熟への冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。
PROFILE
坂元 千夏
2010年、東京・表参道にて美容師のキャリアをスタート。2024年より拠点を銀座に移し、「CHINATSU SAKAMOTO Hair Salon」をオープン。
サロンワークを中心に、撮影やメディア出演など幅広く活動。「クロワッサン」「ku:nel (クウネル)」(マガジンハウス)、「ハルメク」(ハルメク)、NHK「あさイチ」など、大人世代向けのメディアから多くの支持を受ける。
年齢を重ねた髪の魅力を活かしたパーマデザインを得意とし、ミドル・シニア世代の美をサポート。
世界を旅して得た美的感覚と日本の職人技術を生かした、上質なヘアデザインが評価されている。
Website www.chinatsusakamoto.com
Instagram @chinatsu.hairdresser
CHINATSU SAKAMOTO Hair Salon
〒104-0061 東京都中央区銀座5-12-6 CURAGINZA7F meby RoomB
「東銀座駅」A1出口より徒歩1分 / 「銀座駅」A1・A2出口方面、地下通路にて東銀座駅直結
月/火/水 定休日 木/金/土/日 10:00-19:00

