白髪を味方に。ブロンドカラーとパーマのすすめ
花の盛りも過ぎ、薫風さわやかな4月下旬。
本日のお客様は白髪を活かしたブロンドカラーの美しい嶋脇麗さん、74歳。
2024年に白髪染めを止め、ファッションカラーでブロンドヘアに。金髪のあでやかなカラーが嶋脇さんの存在感を一層引き立てます。
顎下の長さのワンレンスグススタイルをアップデートするべく、白髪を活かしたブロンドヘアに似合うマッシュレイヤースタイルとパーマのご提案をさせて頂きました。
似合わせの基本は、骨格に沿ったデザイン設計
今回のカットの目的はヘアスタイルの「似合わせ」の精度を上げること。
顎先に設定したフロントの長さと、輪郭を覆うマッシュラインは、メイクのシェーディングの役割を果たし、輪郭を引き締めます。頬骨の長さの前髪は、額のしわを隠しながらエレガントな毛流れを演出。
――このようにヘアスタイルのパーツを骨格に合わせて設計することで、ヘアデザインの似合わせや再現性が高まります。
カーラーの持ちを良くするためのパーマ
普段はカーラーを巻いてスタイリングしているという嶋脇さん。パーマはスタイリングの持ちを良くするためのベースとして。
ハイトーンの髪質に対してダメージを極力与えないよう、薬剤の選定は丁寧に。
頭を丸みのある美しい造形の形を作るように、トップや顔回りは毛束の角度を上げ、襟足は角度を下げるなど、巻く際の角度を工夫しながらパーマを巻き上げます。
お流し後、タオルドライで地肌と髪の毛の水分を丁寧に拭き取ります。
ドライヤーで髪を乾かした後は、ホットカーラーで巻き上げ、熱が冷めるのを5分ほど待ちます。
レイヤーの段とカールの重なりが生まれ、華やかな印象に生まれ変わりました。小柄な身長にトップの高さが加わり、等身バランスもアップデート。
金髪のヘアカラー、輝きのあるアクセサリーやネイルなど、お気に入りを身に纏うことで、更に存在感が高まります。
エイジングは神様からのギフト
新緑の芽吹く青年期、紅葉が色づく成熟期、落葉が静かに舞う老年期。
人生にはステージがあり、それぞれのステージに合った方法を実践する必要があります。
嶋脇さんの場合、白髪の量が増えたことをきっかけに、白髪染めのブラウンからおしゃれ染めのブロンドカラーに移行したこと。
また金髪にすることで肌色とのコントラストが弱まり、顔の印象がぼやける代わりに、黒縁の老眼鏡を合わせて目力を高めていること。
過去の若かった頃に思いを馳せるよりも、現状を見つめ、どう活かしていくかという方向にシフトしているからこそ、エイジングの素材が輝きを放ち、人目を惹く存在感が生まれるのです。
是非、コンフォートゾーンを抜け出して、成熟への冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。
PROFILE
坂元 千夏
2010年、東京・表参道にて美容師のキャリアをスタート。2024年より拠点を銀座に移し、「CHINATSU SAKAMOTO Hair Salon」をオープン。
サロンワークを中心に、撮影やメディア出演など幅広く活動。「クロワッサン」「ku:nel (クウネル)」(マガジンハウス)、「ハルメク」(ハルメク)、NHK「あさイチ」など、大人世代向けのメディアから多くの支持を受ける。
年齢を重ねた髪の魅力を活かしたパーマデザインを得意とし、ミドル・シニア世代の美をサポート。
世界を旅して得た美的感覚と日本の職人技術を生かした、上質なヘアデザインが評価されている。
Website www.chinatsusakamoto.com
Instagram @chinatsu.hairdresser
CHINATSU SAKAMOTO Hair Salon
〒104-0061 東京都中央区銀座5-12-6 CURAGINZA7F meby RoomB
「東銀座駅」A1出口より徒歩1分 / 「銀座駅」A1・A2出口方面、地下通路にて東銀座駅直結
月/火/水 定休日 木/金/土/日 10:00-19:00

